12/7 先生が叱った理由

 

おうちに帰ってから、「ほかの子に小さい声で教えただけなのに怒られてしまった」と悲しそうな顔でお母さんにお話をしてくれた子がいたそうです。
同じように感じている子、お話しされているおうちがあるかもしれないと思いました。
今までみんなに伝えてきたことがきちんと伝わっていないかもしれない、
叱られたことが悲しく思えてしまったようだったら、伝え方不足だったかもしれないと思うので、次回本番前に、再度みんなに話をしたいと思います。
 
お母さん方には、こちらのメールでお伝えします。
 
まず、単におしゃべりをしていたと勘違いをして叱ったわけではありません。
全体の事は、見えています。
しゃべっているのを一瞬見て怒ったわけではなく、しばらく見ていて、これは今日叱っておかなければいけないなと思ったので叱りました
 
その時ステージ上では、
「場所がどこだっけ」と迷っている子、
「場所が違うんじゃない」と指摘している子、
「いや、あってるよ」とフォローしている子、
違うと指摘されたので、とりあえず素直に場所を替わる子、
あってると思うけどという表情で、でもみんなから言われたから場所を移る子、
話してはいけないと、口をつぐんで待つ子、
そんな様子が見えました。
 
 
自分の事を責任を持ってやる、というのが今回の目標で、
他の子の失敗はなかったように過ごす、助けてはいけないというお話をしてきています。
幕がしまっていても、カミシモにいても、
声を出さず
30分間は自分のことだけをやるのが発表会では大切です。
 
集団行動で、隣の子を助けた子が叱られた話をしたのもそのためです。
 
本番では他の子の指摘はしてはいけないのです。
それぞれが、自分のペースや自分の方法で集中しています。
心の中で、カウントしていたり、タイミングを考えていたり、セリフを繰り返している子もいます。
 
そんな中で声をかけられては、心が乱れてしまい、その後のステージにも影響してきてしまいます。
 
自分が違っていた場合でも、パニックになってしまいますが、
自分があっていたのに指摘されてしまった場合、その子は自分の力が発揮しきれなった気持ちになりますし、指摘した子に対してモヤモヤとした気持ちを持つようになってしまうのではないかと思います。
この発表会を思い出すたびに、苦い記憶もよみがえってしまいます。
「自分もできていないことがあるのに」という気持ちも相手に対して生まれたり、クラス内の良い雰囲気が保たれない原因にもなりうると思います。
 
普段のレッスンの中でも、「注意をするのは先生だけでいいんだよ」と話した事もあります。
 
今はお互い良いところを発見し
指摘し合うのはもう少し大きくなってからと思っています。
お互いの指摘が進むと、親切心で言っていてもクラス内でお友達への苦手意識が進んでしまう年齢でもあるので、その心配もしています。
 
あの場では、他の子がしゃべっていても間違っていても、自分は話さず待つ、か
指摘をするなら
「しゃべらないよ」と言うか、ジェスチャーで静かに、を伝えるのが正解です。
 
他の子の指摘をした瞬間に幕が開いてしまうなんて事もあるかもしれません。
その時には、お客さんには その子がステージでおしゃべりをしていたようにしか見えません。
それも、悲しいです。
指摘を受けた子も、自分はこれで間違っていないという自信を持ってもらえたら嬉しいです。
 
また、あの場では何もしゃべらず待っている子もいましたが、カミシモに入ったときにおしゃべりする姿が見られるので、叱りました。
 
 
以下は、私からの補足になります。
 
もしかしたら叱られているところをみんなに見られるのが嫌と思う子もいるかもしれませんが
カーテンを開けて叱ったのは、
姿の見えないところで叱られているとお母さん方もご心配が募るかと思い、そのようにいたしました。
 
同じことで叱られたり、注意されるのは、その時一度で十分ですので、
今回取っていた動画も、その後の部分から、アップします。
 
うちの春之介ですが、先日『自閉症スペクトラム』にあたる行動が多いという診断が出ました。
本番直前にサンタ帽の白い球が取れてしまい、がんばる気力がなくなってしまいました。
あの子に関しては、人前で叱っては絶対にもっと拒否することは分かっていたのですが
昨日は、あの場で一人だけ叱らないわけにはいかなかったため、あのような形となってしまいましたm(__)m
ご心配をおかけしたかもしれませんが、その後裏でいつもの対応でなだめたところ、比較的早い復帰を果たし、次のオズにもしっかり出られました。
ご迷惑をおかけいたしました。
 
それぞれ自分の責任を果たせるよう、力が出し切れるよう、悔いの残らない発表会にしてもらいたいと思っています。